ふと思い出す旅のワンシーン(その1)

01328_Capture.jpg体調と「新コロ」などにより、移動の自粛をせざるを得ない状況で、日課の散歩中や、TVの旅番組などを見ている時、ふと思い出す旅のワンシーンがありますので、それを綴りたいと思いました。30ケ国ほど旅行をしましたが、強烈に覚えている場所やほとんど思い出さない場所などいろいろです。

 今回はスーダンのジュベル・バルカルを紹介します。2014年の1月にスーダン入りし、首都ハルツームから400キロ北にある高さ100メートル位の岩山がジュベル・バルカルです。砂漠の中の小高い丘といった感じの場所ですが、そこには古代クシュ王国の神殿遺跡があり、お墓の玄室も見学できました。岩山には20分から30分で登ることができ、岩山の上から見る神殿遺跡や砂漠に落ちる夕陽は感動モノでしたが、思い出のワンシーンは帰りの岩山からの下りの経験です。登りはごつごつした岩の道を登りましたが、下りは登り道の裏手にある砂の吹きだまりの急坂を膝まで砂に埋もれながら転がるように降りてきました。この経験は子供が新雪の坂を転がり落ちるような感じで、とても楽しく面白かったことを今でも思い出します。